USD−Oデザインカンファレンストーク
日 時:2023年11月11日(土)10:30〜19:00
場 所:ATC IHPC(輸入住宅促進センター)
開催方式:リアル&オンラインライブ配信
参 加 者:リアル17組のパネリスト、オンライン視聴者150名
企画・運営:JID(公社)日本インテリアデザイナー協会 西日本&南日本エリア
共 催:USD−O大阪デザイン団体連合
後 援:大阪府・大阪市 他多数団体
報 告:統括委員長 斉藤俊二
USD−Oデザインカンファレンストーク「デザイン新常態」&学生シンポジウムは、デ
ザイン系学生・教員・研究者・インテリアデザイナー・クリエイターが一堂に会し、アウト
プットに役立つ知見を広げるためのデザイン交流を目的としたエデュケーションプログラム
で、インテリア&デザインの向上ならびに産業の活性化に向けた社会貢献活動の一つとして
開催している恒例のイベントです。今回のテーマは「新しい循環型社会へ向けてのデザイン
」。
従来のデザイン提案から、端材活用、地域保全と継承、リノベーション、温故知新、サス
ティナブル、環境再生、都市化が進むベトナムでの環境提案など、循環型社会の実現のため
に自分たちにできることは?、豊かな暮らしの実現に向けた”これからのデザインについて
”、身近なアイディアから夢の提案〜実践例など、アイデアを持ち寄り、様々な方向からプ
レゼンテーションされました。
第一部:「USD−Oデザインレクチャー(デザイン新常態14th)」専門家によるトーク
セミナー。※JCD関西支部より東理事、斉藤統括委員長(USD−O会長)が登壇しまし
た。
第二部:「デザイン学生シンポジウム2023」大学教授によるキーノートスピカー講演、7
大学の学生によるプレゼンテーション。
第三部:「懇親会(ポットラックパーティ)」パネリスト、コメンテーター、参加者の皆
さんとの懇親会。
4年振りのIHPC特設会場からのリアル&オンライン配信の本イベントでは、17組のパ
ネリストをお迎えし、当日は、リアル、オンライン&ライブ配信を含め 150名様を超えるク
リエイターや学生の皆様にご視聴いただけました。毎年恒例のイベントですが、今回はリア
ルでの参加者も多く、たくさんの方々より、とても好評だったとのコメントを頂きました。
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USD−O主催 オンライン・デザイン・シンポジウム 「デザイン新常態 2nd」
関西支部 支部長 中村 裕輔
日 時:2020年10月10日(土) 第一部 10:30〜12:00
USD−O主催 「デザイン新常態 2nd」
ニューノーマル時代のデザインと暮らし
参加者数:179名(会場24名 Peatix63名 YoutubeLive92名)
参加団体:DSA/JCD/JIDA/JID/JPA/IFDA/SDA
デザイン4団体主催 オンライン関西学生シンポジウム 「持続可能なデザイン」
日 時:2020年10月10日(土) 第三部 14:00〜17:00
関西学生シンポジウム 「持続可能なデザイン」
ニューノーマル時代のデザインと暮らし
参加者数:188名(会場28名 Peatix24名 YoutubeLive136名)
「デザイン新常態 2nd」
団体の紹介とこれからのデザインについて各団体の代表が発表。
当たり前のことが当たり前でなくなったり、非日常がいつの間にか日常に変わったりと社
会が大きく変わろうとする中、デザインの価値と可能性について議論を拡げました。JCD
関西は「そもそもコロナ渦で変わったことは内容的には必然的なものであり、今まで10数年
単位で変わってきたことがこの半年で一気に加速しただけと定義し、その価値観の多様性に
対応するデザインが必要になってくる」との考え方を展開しました。
「持続可能なデザイン」
突然の休校や慣れないリモート授業などの急変した状況の中、例年に劣らない多数の学校
・学生さんに参加して頂きました。今回のテーマ「サスティナブル・持続可能なデザイン」
は正に身近な環境での必要不可欠な課題であり、次世代の皆様がどう感じているか、どう課
題を捉えるかを大変興味深く観させてもらいました。
作品の作成にあたって、チームで力を合わせで創り上げたもの、単身で一気通貫で仕上げ
たもの、デザインの領域を拡げ「温暖化を考えた環境サービスの取り組みについて」団体の
CSR活動をとりあげたもの等、非常に多岐にわたる提案でした。昨年にひき続きグランプ
リを獲得した大阪モード学園は、移動可能な地方分散型のCommunityをつくる提案でした。
コンセプトの明解さと計画の具体性が票を勝ち取った結果になりましたが、他のどの作品も
力作揃いで、現在の学生の意識の高さが感じ取られました。
Youtube配信
https://www.youtube.com/watch?v=QQT71C2qZwQ
参加校:中央工学校OSAKA/摂南大学/国士舘大/神戸女子大学/大手前短期大学/大阪モ
ード学園/大阪芸術大学/フランス国立農業・食糧・環境教育機関
コメンテーター:KIPA 小梶吉隆、JCD 中村裕輔、JIDA 櫻井裕太、JID 井ノ阪智恵(敬称
略)
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<JCD/JIDA/JID/KIPA 4団体共催>
関西デザイン学生シンポジウム2019
日 時:関西デザイン学生シンポジウム
2019年11月2日(土) 15:00〜17:15
デザイン学生作品展
10月31日(木)〜11月4日(月) 11:00〜18:00
会 場:ATC ITM棟 10階ODP多目的ルーム
コメンテーター:東 潤一郎(JCD) 野村 伸介(JIDA)
安藤 眞代(JID) 小梶 吉隆(KIPA)
参加者数:95名(内、プレゼンテーション学生31名)
報 告:NEXT委員会 委員長 高橋健太
2019年11月2日(土)、関西デザイン学生シンポジウム2019が、大阪南港ATCのITM棟9階に
ある輸入住宅促進センター(IHPC)内、特設会場で開催されました。
プレゼンテーション参加学生は31名、来場者数は95名と、多くの方が集りました。熱気と
緊張感が漂う中、火蓋が切られます。
今年のテーマは、「多様性のデザインと新しい時代のユニバーサルデザイン」です。イン
バウンドや在留外国人の増加や高齢化社会の進展等国内の人口分布は多様に満ちたものへと
変革しようとしています。また一方ではテクノロジーの進歩でAI、情報化が急速に進む中、
多様な人々が利用しやすいデザインや、優しいデザインを参加学生の皆さんにプレゼンテー
ションして頂きました。JCD関西支部からは東理事がコメンテーターとして参加されまし
た。また、同会場ではデザイン学生作品展も同時開催されました。
今回の発表は4チーム6校で行われました。「JCD」チームのメンバーは大阪モード学園イ
ンテリア学科、「KIPA」からは神戸女子大学家政学科と国士舘大学理工学部建築学科、「JI
DA」より京都造形芸術大学プロダクトデザイン学科と大阪芸術大学プロダクトデザイン学科
「JID」からは摂南大学理工学部住環境デザイン学科、また2019年のミラノサローネにイス
を展示した大阪芸術大学プロダクト学科4回生の松本氏もミラノサローネやイスのデザイン
についてプレゼンテーションをされました。
最優秀賞は大阪芸術大学、優秀賞は京都造形芸術大学と国士舘大学が受賞されました。
学生の皆さんのプランはとても作り込まれていて、それぞれの思いやメッセージを感じる
ことができました。中には産学連携で商品化できるのではないかと考えさせられるプランも
ありました。日本はこれから未曾有のダイバーシティ時代へと入っていきます。これからの
日本の将来を担う学生の皆さんがこのような発想を持たれていれば、きっと環境に適応させ
た、より良い社会を築いていかれるのではないかと期待をします。
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JCD/JIDA/JID/KIPA 4団体共催
日 時:関西デザイン学生シンポジウム
10月13日(土) 15:00〜17:15
デザイン学生作品展
10月10日(水)〜13日(土) 11:00〜18:00
会 場:ATC ITM棟 10階ODP多目的ルーム
コメンテーター:東 潤一郎(JCD) 深谷 友貴(JIDA)
井ノ阪 智恵(JID) 小梶 吉隆(KIPA)
参加者数:79名(内、プレゼンテーション学生37名)
報 告:関西支部 副支部長 東 潤一郎
2018年10月13日(土)、毎年恒例となっております「関西デザイン学生シンポジウム2018
」が、大阪南港のATC ITM棟10階大阪デザイン振興プラザ内の多目的ルームにて開催されま
した。プレゼンテーション参加学生が37名、来場者数79名と年々活況を呈しています。
今年のテーマは、「#CO 共有・共生のデザイン」。#(ハッシュタグ)が示している様に
お互いの価値観を、認め合う・利用しあう・理解を深めて協調していくという私たちを取り
巻く新しいテクノロジーから生まれた新しい価値観の在り方を、クリエイティブな側面から
参加された学生の皆さんに提案を頂きました。また、シンポジウム会場では、デザイン学生
作品展「暮らしを考えるExhibitionデザインリフレクション」も同時開催されました。
今回の発表は、4チーム7校で行われました。「Team JCD」のメンバーは、大阪モード学
園インテリア学科の7名、「KIPA」からの推薦は、神戸女子大学家政学科の9名と国士舘大
学理工学部建築学科系の4名、「JIDA Team」は、京都造形芸術大学プロダクトデザイン学
科の5名と大阪芸術大学プロダクトデザイン学科の4名、「JIDA ACT」からは、摂南大学理
工学部住環境デザイン学科チームの5名というプレゼンテーションのメンバーでした。また
特別参加として、大阪大学のグループから、海外学生の国内企業へのインターン支援の活動
報告も行われました。
今年から新たに、秀逸なプレゼンテーションに対しまして賞を贈呈することになり、最優
秀作品発表賞:京都造形芸術大学、優秀作品発表賞:摂南大学、特別賞:神戸女子大学、作
品賞:大阪モード学園がそれぞれ受賞されました。
私はコメンテーターとして参加させて頂いておりますが、今年の内容は、発想の質とプレ
ゼンテーションのクオリティーのバランスが大変良かったにではないかと思いました。デバ
イスの進化によりプレゼンテーションの質の向上は容易になり、それらを使いこなす学生の
皆さんには驚くばかりです。今回は見栄えの巧さだけでなく、発想の質の向上が感じられま
した。新しいテクノロジーが若い感性を解き放つことを期待しています。また、JCDがそ
の一助になればと思いました。
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JCD/JIDA/JID/KIPA 4団体共催
関西デザイン学生シンポジウム2017
日 時:2017年10月20日(金)17:30〜19:50
コメンテーター:東 潤一郎(JCD) 岩田 浩司(JIDA)
景山 隆司(JID) 小梶 吉隆(KIPA)
会 場:高麗橋BLACK BOX
参加者数:約71名
報 告:広報委員会 栄 隆志
毎年恒例のデザイン4団体による「関西デザイン学生シンポジウム2017」が10月20日(金
)に淀屋場橋駅近くの高麗橋BLACK BOXにて開催されました。今回のテーマは「グローバル
」。世界全体・地球規模という幅広い意味合いを持つテーマとデザインとの関わりについて
学生たちの自由な発表が行われました。
今回の発表は4校の大学と1校の専門学校で行われ、今年初参加の第一工業大学建築デザ
インチームは遠方の九州、鹿児島から参加して頂きました。
JID「摂南大学理工学部住環境デザイン学科」からは、まず4名がグローバルをWorld
Caf'eと捉え、それぞれがユニークなカフェのインテリアデザインを提案。あと2名はそれ
ぞれフィリピンとカナダでのワークショップを通じ、身を以て地域との共生を体験したこと
をレポートしました。
KIPA「神戸女子大学家政学部チーム」は地元神戸の街を観光都市とLて発展させることを
目指し、大胆にもポートライナーを延伸し新幹線と神戸空港をつなぐことを提案。駅舎から
車両、モニュメントと解りやすいプレゼンテーションを行いました。
もう一つKIPA「第一工業大学建築デザインチーム」は鹿児島からの参加ということで幕末
を生きた篤姫に焦点をあて、もしも篤姫がワンルームに住むとしたらという仮説のもと、そ
のインテリアを提案しました。
JCD「大阪モード学園インテリア学科チーム」は運送用のコンテナを利用して震災後のコ
ミュニティづくりを考えました。コンテナを使い地域、人に寄り添ったデザインを目指し、
解り易く、クオリティの高いプレゼンテーションで説明をしました。
JIDA「大阪芸術大学インダストリアルデザインチーム」はグローバルを異文化交流と捉え
「ええやろ大阪」と命名し、道頓堀のグリコの電飾看板を題材に、もののデザインではなく
大阪の街での出来事を企画し、思い出作りを提案しました。
4名のコメンテーターからはそれぞれ的確な辛口の指摘や批評がなされましたが、総じて
これからの若い人を育てようとする暖かいコメントであると感じました。また、コメントに
もあったのですが、校内でなされる講評会ではなく、他の学校の人々とまじりプレゼンテー
ションすることで、自分たちのレベルを知り、さらなるレベルアップできる良い機会になっ
たのではないかと感じました。
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JCD/JIDA/JID/KIPA 4団体共催
関西デザイン学生シンポジウム&模型展2016
日 時:2016年10月7日(金)
関西デザイン学生シンポジウム 17:30〜19:50
司 会:酒井コウジ(JID)、安藤眞代(JID)
コメンテーター:東潤一郎(JCD) 奥田充一(JIDA)
来海素存(JID) 小梶吉隆(KIPA)
会 場:サンワカンパニー大阪ショールーム
参加者数:約100名
恒例となったデザイン4団体共催の「関西デザイン学生シンポジウム」が 10月7日(金)
にうめきた・グランフロント大阪にあるサンワカンパニー大阪ショールームで開催されまし
た。今年のテーマは「 Made in Japan"クールジャパンで世界に発信"=日本らしさ」。人や
モノ、コト、未来、原点回帰等様々な視点を捉え、自由な発想で日本をテーマに"らしさ"を
提案をしていただきました。
冒頭JIDAの奥田氏から「日本の良さを皆さんに理解していただき、自由な提案をお願いし
たい。また今日はプレゼンの勉強にもなる」とのあいさつをしていただきました。
「JIDA;大阪芸術大学チーム」は4人それぞれが和のプロダクトデザイン、「JID ACT;
摂南大学チーム」は4人それぞれが和を取り入れた空間、「KIPA;神戸女子大学チーム」は
8人が白いブラウスで勢ぞろいし「オリンピック選手村」の和を取り入れたデザインを全員
で提案、最後の「Team JCD;大阪モード学園チーム」は11名で被災地の復興のための空間を
提案されました。それぞれの発表後にコメンテーターからプロとしての問題点を浮き彫りに
させた指摘とプレゼン内容の良いところに対するコメントを同時にいただきました。
最後にコメンテーターから頂いた総評は以下の通り。
奥田氏(JIDA):「みなさんに一言いいたいのは、いろいろな場面で参加することが一番大
事だという事。今回心の中では失敗や言い足りなかった事もあったでしょう。それがいいん
です。失敗も経験のうち、今後も参加してください。」
小梶氏(KIPA):「おもしろく感じました。同時にもっとあばれてもいいのかなとも思う。
もっと弾けて学生生活を謳歌してほしい。」
東氏(JCD):「Made in Japan」いろいろな方向に拡げられるテーマ、普段は意識したこと
はないテーマであったが、皆で話し合うきっかけとなったら良いと思う。ひとつの提案とい
う目標に向かってモノを創っていく作業は確実に皆さんを成長させてくれます。これからも
目標に向かってひとつひとつ積み上げて欲しい。」
来海氏(JID):「ここに集まった人がひとつの絆として繋がって欲しい。今日は椅子展作
家も来ています。交流の場を拡げてください。2017年5月の神戸でのワールドインテリアウ
イークにも参加していただきたい。」
力作ぞろいで楽しめたシンポジウムになったが、今回のテーマは拡がりのあるテーマであ
り、そのテーマの捉え方と、デザインのリアリティもひとつのテーマになったのではと思い
ました。
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JCD/JIDA/JID/KIPA 4団体共催
関西デザイン学生シンポジウム2015&PARTY
<関西デザイン学生シンポジウム2015>
日 時:2015年10月12日(月・祝)
関西デザイン学生シンポジウム 17:30〜19:50
PARTY(ポットラック・パーティー) 20:00〜21:00
コメンテーター:東潤一郎(JCD) 竹綱章浩(JIDA)
鈴木儀雄(JID) 中村俊郎(KIPA)
会 場:サンワカンパニー大阪ショールーム
参加者数:約100名
報 告:広報委員会副委員長 岡島 昇
3団体共催の「関西デザイン学生シンポジウム」が、去る10月12日にサンワカンパニー大
阪ショールームで開催された。今年のテーマは「fairy tale/フェアリーテール(童話・お
とぎ話)」。誰もが幼少のころに出会い、思い出もたくさんあったり、大人になっても変わ
らず好きな人もいる。そんな「フェアリーテール」というテーマを、4団体から選出された
学生たちがどう捉え、どう感じ、どう考え、それをどう表現したのか等のプレゼンテーショ
ンが行われた。今年もデザイン4団体の共同イベントの一環で「関西デザイン学生シンポジ
ュウム2014」
「Team・JCD」のメンバーは大阪モード学園/インテリア学科の10名、「JID・Junior」か
らは神戸芸術工科大学/プロダクトデザイン学科の3名と大阪芸術大学/デザイン学科から
2名、「JID・ACT」からは摂南大学のメンバー、そして「KIPA」推薦の行吉学園神戸女子大
学/家政学部 きまちゼミ」の10名がバラエティ豊かに「国立競技場」から「眠りを誘う
時計」までさまざまな「フェアリーテール」を解釈した発表でした。
それぞれの発表後に、コメンテーターからはプロ目線の厳しい指摘と同時に、デザインの
可能性についての愛情あるコメントも多くいただきました。
コメンテーターからの総評は次の通り。
中村氏(KIPA) 発表がスムーズであったこと、テーマが形にすることが難しいテーマであ
ると感じた事、デザインの過程も発表した事が今回の価値になった。
鈴木氏(JID) 今回のプレゼンは現実的になり過ぎていたのではないか、テーマから言うと
もっと夢があるものでも良かったとも思う。
竹綱氏(JIDA) 合同での発表も多かったが、「テーマ」や「キーワード」を皆でどれだけ
議論したかの問いかけがあった。
東氏(JCD) いつも感動を覚える、「コトのデザイン」が多かった。今回の「テーマ」は難
しかった。自由にやれる。なんでもありになる。そこが逆に自由すぎて難しい。どこで形に
落とし込むかということが難しい。
今回のテーマは「自由であるからこそ難しい」といったデザイン与件への捉え方というの
がもう一つのテーマにもなりました。
その後のパーティでは神戸山手短期大学のメンバーを主に、「フェアリーテール」をパー
ティのテーマに、テーブルセッティングから会場のデコレーションも作られ、華やかなパー
ティになりました。ワイン片手に学生と参加者の交流も深まり、あっという間に楽しい時間
を過ごせました。
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関西デザイン学生シンポジウム2014
日 時:2014年10月17日(金) 18:00〜21:00
場 所:グランフロント大阪 サンワカンパニー 大阪ショールーム
司 会:玉井 恵里子(JID)
コメンテーター:牧尾 晴喜(JID)、東 潤一郎(JCD)、上田 幸和(JIDA)
報 告:デザイン団体連携委員会 委員長 松本 浩作
今年もデザイン4団体の共同イベントの一環で「関西デザイン学生シンポジュウム2014」
を10月17日(金)18:00〜21:00の間でうめきた・グランフロント大阪にあるサンワカンパニ
ー「大阪ショールーム」にて開催しました。
このイベントはJID 関西ブロックを幹事役として上記デザイン3団体に加え、後援として
大阪デザイン団体連合(USD−O)が参加、サンワカンパニーさんをはじめとして多くの
関係者にご協力をいただき開催することが出来ました。今回はマチデコールやリビングデザ
イン展等のデザイン関連イベントの時期と一致していた事や、同じサンワカンパニー大阪シ
ョールーム特設会場にてJIDA主催「椅子展」が同時開催がされており、相乗効果としての来
場効果も期待されました。
シンポジウムのファシリテーター(司会役)に玉井恵里子さん(JID 会員/タピエスタイ
ル代表)、コメンテーターはJID理事/建築翻訳家/スタジオOJMM 代表 牧尾晴喜、JCD/
JA/laboratory 代表 東潤一郎、JIDA理事/(有)インターデザイン研究所 上田幸和を
迎え、自由な発想で考えたプレゼンテーションが行われました。
テーマは「お・も・て・な・し・のデザイン」。これまでの学生シンポジウムは、「笑い」
「絆」「超」「カワイイ」などのテーマで、プレゼンテーションを開催してきました。今年は学生
の皆さんが考える「おもてなし」とは何か?外国の方々のための「おもてなし」、日本人のため
の「おもてなし」などを提案しました。
近年この「おもてなし」という言葉は先般、次期東京オリンピックの招致の際に日本のプ
レゼンテーションに使われた言葉として、あれ以降よく耳にする言葉となり、日本のみなら
ず海外でも通用する言葉として一般的に使われるようになってきました。
この「おもてなし」の意味合いも受ける側、与える側で大きく違いが出る言葉で時代や社
会の変化、世代、男女の違いなどによっても使い方も受け止め方も違いが表れており、デザ
インにおけるマーケティングにおいても重要なキーワードとしても位置づけられています。
そんな「おもてなし」をテーマにどの様に学生たちが感じ、それをどの様に自分たちの世
界で具現化表現したか等の活動を紹介しながら、日本においての「おもてなし」についての
論議がなされました。コメンテーターとともに、それぞれの立場でのこのテーマを語り合い
世代を超えた価値あるシンポジウムとなりました。
その後20:00 からは学生と現役デザイナーたちとの交流会も行われ、JID、JCD、JIDAとの
若さあふれる有意義な懇親の場となりました。
パネリストとして参加した学生は、JIDA推薦の神戸女子大学家政学科住環境デザインコー
ス大学の岡田彩花さんをはじめ、斉藤さん、浜田さん、牧本さん、松本さん、田中さん等女
性ならではの提案がなされました。中でも日本独特のホテル旅館のおもてなしをテーマに企
画、ホテルにおけるおもてなしを提案しました。中でも掛け軸のありがとうとなぞった「感
謝」色紙が印象的でした。JCD は大阪モード学院インテリアデザインコースの家田さんをは
じめとするメンバーでの提案。ハートの形をしたおもてなしの種が来場者に配られました。
JID 推薦の大阪芸術大学デザイン学科プロダクトデザインコースの阿武さんらと、神戸芸
術工科大学プロダクトデザインコースの大崎さん、井上さんらの女性グループの女性らしい
視点からのプロダクトデザインの提案、発表がなされました。
各々約10分程度の短い時間でのプレゼンテーションで時間を気にしながらではあったが、
それぞれの世代、性別などからの感覚的な解釈や考えが出て、参加した私自身も改めて今回
テーマの奥深さを実感したシンポジウムとなった。次回はJCDの幹事役で開催予定です。
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関西デザイン学生シンポジウム2013
共催イベント委員会 委員長 松本浩作
日時:2014年3月7日
場所:大光電機ショールーム「ライティングコア大阪」
コメンテーター:山内勉氏(JID)、松本浩作(JCD)
参加者: 40名
去る3月7日、大光電機株式会社ライティング・コア大阪にて、JIDA,JID,JCDデザイン3団
体の毎年恒例共催イベント「関西デザイン学生シンポジウム2014」が開催されました。この
イベントにはJIDA関西ブロックを幹事役として上記デザイン3団体に加え、後援として
大阪デザイン団体連合(USD−O)、また、大光電機株式会社さんをはじめとして多くの
関係者にご協力をいただき開催することが出来ました。
今回のテーマは「かわいい」。近年この「かわいい」という言葉は日本のみならず海外で
も通用する言葉として一般的に使われるようになってきました。
この「可愛い」もしくは「KAWAII」の意味合いも時代や社会の変化、世代、男女の違いな
どによっても使い方も受け止め方も違いが表れており、デザインにおけるマーケティングに
おいても重要なキーワードとしても位置づけられています。
そんな「かわいい」をテーマにどの様に学生たちが感じ、それをどの様に自分たちの世界
で具現化表現したか等の活動を紹介しながら「かわいい」について論議がなされました。コ
メンテーターにはそれぞれの団体より山内勉(福井工業大学デザイン学科教授、元JIDA
理事長)、牧尾晴喜(建築翻訳家・スタジオOJMM代表)、松本浩作(照明デザイナー・泣X
タイルマテック代表)の3者を迎え、それぞれの立場でのこのテーマを語り合い、世代を超
えた価値あるシンポジウムとなりました。その後学生と現役デザイナーたちとの交流会も行
われ、若さあふれる有意義な懇親の場となりました。
パネリストとして参加した学生は、JIDA推薦の神戸芸術工科大学の池上さん、大阪芸
術大学のプロダクトデザインコースの徳沢さん、西河さん、森本さんらのグループメンバー
にサポートとして滋賀県立大学の金岡千賀子さん、大阪芸術大学の庄坪正則さんを加えたメ
ンバーでプロダクトデザインの提案をされました。
JID推薦の大阪成蹊大学環境デザイン学科プロダクト・クラフトデザインコースの越野
さん、塩田さん、中駄さんらの女性グループによる女性らしい視点からのプロダクトデザイ
ンの提案をされました。
JCD推薦の関西大学理工学研究科ソーシャルデザイン専攻 建築分野修士課程 建築環
境デザイン室の関谷さん、近藤さん、岡本さん、福間さん他のグループからは、環境に始ま
るJR大阪駅の「時の広場」での風車のイベントを中心とした「かわいい」切り口の発表が
なされました。
各々約10分程度の短い時間でのプレゼンテーションで時間を気にしながらでありましたが
それぞれの世代、性別などからの感覚的な解釈や考えが出て、参加した私自身も改めて今回
テーマの奥深さを実感したシンポジウムとなりました。
私見ではありますが今回のテーマは継続的なテーマとしても、もっと別の立場のデザイン
関連学生等も参加していただいて、あらゆる立場からの「かわいい」議論を聞けると、今後
ももっと広がりのあるシンポジムの開催ができそうな気がしました。次回はJIDの幹事役
で開催予定。
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JID/JIDA /JCD 3 団体共催 関西デザイン学生シンポジウム2012
一般シニア向けサロン等実行委員会 委員長 東 潤一郎
日時 2012年10月12日
場所 大光電機ショールーム「ライティングコア大阪」
コメンテーター 玉井恵理子氏(JID)、藤本英子氏(JIDA)、東潤一郎(JCD)
JIDA、JID、JCDの3団体共催の《関西学生デザインシンポジウム2012》が、去
る10月12日に大光電機ショールーム、「ライティングコア大阪」で開催された。今年のテー
マは「超(ちょう、こえる)」。
・デザインの力を超発揮して超すごいムーブメントを興したい。
・人々に共感を得る超デザインとは?
・デザインから発想した「超」とは?
を、3団体から選出された学生達が取り組み、プレゼンテーションが行われた。
Team JCD のメンバーは、関西大学 環境都市工学部 建築学科の、村上和弘さん、中山優
さん、植地惇さん、関谷大志朗さんの4名。発表内容は、兵庫県丹波市氷上町で毎年夏行わ
れる「愛宕祭り」の行事「造り物」に、関西大学学生有志のグループ「ATACOM」で参加。
学生内コンペで選ばれた作品を、町に住み込み製作し、町の住民と一緒に祭りを盛り上げる
という活動の報告であった。デザインしたものを自分達で実際に製作し、それを通じて、歴
史ある行事に参加し、それに触れる人たちとコミュニケーションする。まさに人々と共感す
る超デザインであり、超体験だったのではないだろうか。また、近年のデジタルデバイスの
発展により、手軽に美しく見栄えの良いプレゼンテーションが簡単に出来てしまうなか、彼
らの発表は、表現のテクニックだけでなく、中身のしっかりしたものであった事に好感が持
てた。
コメンテーターには、JIDから玉井恵理子氏、JIDAから藤本英子氏が参加。プロの
視線からの辛口の批評ではあるが、それを「越える」愛情溢れるコメントを多く頂いた。
JCDからは東潤一郎がコメンテーターとして参加した。
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