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 〒541-0055
 大阪市中央区船場中央1-3-2-101
 船場センタービル2号館1階
 (一財)大阪デザインセンター内
 TEL:06-6265-2260
 FAX:06-6265-2270
 e-mail:fukumoto@osakadc.jp


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 JCD Kansai デザイナーズアクセス2012

 JCD Kansai デザイナーズアクセス2012 実行委員 委員長 橋本 健二

 今回はトークのゲストはアート・インテリア・建築などいろいろな方のお話を伺いました。
  最近は住空間を使ったお店、公共空間を使ったお店など、それらをプロのデザイナーが関
 わらずに創られている刺激的な空間がよく見られます。こういった現象を彼らはどう捉えて
 いるのでしょうか。今回は、多彩な日常編集化、エキサイティングなビル・リユースの仕掛
 け人達、情報発信をする異色のブックストアオーナーなど多様な方々にご登壇いただきまし
 た。

 ■日  時 2012年11月16日(金)13:00 〜 22:30
 ■会  場 名村造船跡地 Studio「PARTITA」
       BMC=ビルマニアカフェ 高岡伸一・阪口大介・姉崎由美子・岩田雅希
       中川和彦/スタンダードブックストアオーナー
 ■形  式 トークイベント+デザイナー表彰+ステージライブ
 ■出展企業 24社(内、賛助会員企業19社)
 ■来場者  280名

 <全体概要>
 ■協賛企業商品展示 
 この日だけのためにデザインされた個性的なブースインスタレーション。いつもと違うディ
 スプレイをご協力いただきながらつくり上げて頂きました。会場を囲むように構成された、
 足場単管を組んだブースで各賛助会様は商品を個性的にディスプレイされ、又ステージ上で
 各企業のPRを行っていただきました。

 ■クリエーターズトーク 18:00 〜 20:00
 トークの場もステージ上ではなく、中央のオ
 ーディエンスを囲むようにゲストを配置し会
 場全体が一体となるような構成のなか、多彩
 な仕掛け人達をむかえ、「今」を感じるスペ
 シャルトークをアリーナ方式にて開催しまし
 た。トークのテーマは『デザインの結界』、
 プロとアマを分ける結界はあるのか?専門性
 とは?21世紀に入りプロが介在せずに家が
 できたり場が出来たりあるいは店が出来てい
 ることに対して、世の中何かが変わってきて
 いるのではないだろうか。そういった時代の
 呼吸感をお持ちの方に、活動を通じて感じら
 れていることを聞いてみました。
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 ■2012 年度ベストデザイナーズ表彰 20:00 〜 20:30
 関西で活躍する40歳以下のデザイナーを表彰。
 様々な推薦を受けたデザイナーの中から2012
 年度のグランプリ1名、準グランプリ2名を表
 彰。審査基準は基本的にJCDデザインアワ
 ードのように個々の“作品”を競い合うので
 はなく、1 年間を通してその年に、デザイン
 活動を通じて最も活躍した40歳以下の『若手
 デザイナーを中心に“人”を引き出す』こと
 に軸足をおいた企画であるということです。
 したがって2011年1 月から2011年12月までの
 期間に商環境デザインにおいて、社会的・経
 済的に市場にもっとも影響を与え、活躍した
 と思われるデザイナーであり、さらに関西地
 域に根ざした文化や伝統の継承と進化に対す
 る貢献度が選考基準となりました。最終10人
 に絞られた候補者の中から当日リ2 名を選出
 し表彰最終審査を行い、グランプリ1 名、準
 グランプいたしました。


 グランプリ  松浦竜太郎(乃村工藝社)
 準グランプリ 出口智彦(乃村工藝社)
 準グランプリ 橋口新一郎(橋口建築研究所)
 以上3名の方が受賞されました。
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 ■クリエーターズ・ライブ 21:00 〜 22:30
 JCDのデザイナー達が趣味を越えて活動するバンドによるライブパフォーマンス。
 昨年に引き続き冬のイベントが今年も再現しました。
 ライブ出演協力はプロ顔負けの3バンド。

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 <デザイナーアクセスを終えて・・・>
 今回のイベント終了後にお聞きしました賛助会員様からのご意見は大変貴重な内容でした。
 「今後参加しない」…ライブの意味は?
 今まで聞こえにくかった言葉の数々…私自身このようなご意見を聞かせていただき大変よか
 ったと思います。集客人数だけにこだわらず内容はどうだったのか…
 私自身も今まで気になることが、いろいろありました。
 ◆デザイナーのトーク
 「あたりさわりのない意見を言い、なんとなく納得していくような場はおもしろくないなあ
 …」
 「デザインの世界はグローバルな環境になり、インテリア・建築・グラフィックのさまざま
 な人たちとの交流が活発になりました。」
 もともとそうだったような気もしますが・・・
 「デザイナーたちは気の合う人たちで集まり会費を払うような協会などに参加しなくても」
 いろいろなイベントを企画していく活動を始めました。
 「JCDはどう進むべきなのか…」
 今回のトークは、あえてそんなことを考えながら人選してみました。
 ◆賛助会員様の展示方法
 ディスプレイ方法は単管パイプで構成しました。
 この方法の反省点として会員の方々ともっと打ち合わせの時間を取り、構成の仕方を考える
 べきでした。
 ◆自己満足的なライブ
 賛助会員さんにご迷惑な場だったのか?
 反面、グローバル化され均一的できれいな個性のないデザインに対して何か提示もしていけ
 るような場を考えたいとも思うのですが

 質量とは何か…
 空気を造るとは何か…
 今回のイベントは今後の活動を考える上でのターニングポイントだったのかなと考えます。


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